新TOEICテストの学習法の違い
2016年の5月から新TOEICテストになって、ある程度の期間が経ちました。
そこでみなさんが気になるのは、果たして学習方法にも影響があるのか?ということだと思います。
すでに新しくなったTOEICテストを受験された方は、それぞれのPartの問題数や内容が変わったことをご存知だと思います。
”Listening Part”では会話問題の数が増えましたが、基本的に従来のものと大きな変化はないと考えていいでしょう。
聞くための訓練に大きな違いは必要ないと思われますが、英語を日本語になおさず、英語のまま理解できる「脳の働き」を鍛えなければなりません。
勿論、パターン化されている問題もありますので、聞きなれることは高得点を取るために不可欠です。
一方で大きく変わったのが”Reading Part”です。
従来のものでさえ高得点を獲得するためには速読理解が重要でしたが、読解文の量が増えたために読むための技術もより今まで以上に必要になってきました。
当然、語彙力は重要ですが、その語法なども多く問題に出てくるようになっています。普段から英語を読む習慣がないと(初級~600点以下の方にとっては特に)かなり手ごわいものとなっています。
個別PartでいうとPart 6の問題が増えており、内容全体を把握できないと挿入問題に時間をとられます。
ここをいかに速読理解で抜けられるかは大きなポイントの一つです。
Part 5は問題数が40→30に減りましたが文法問題と語彙問題で学習方法はほぼ同じだと思います。